日本の「書道」がユネスコ無形文化遺産へ。評価機関が登録を勧告、年賀状や書き初めの「手で書く習慣」も対象
3行でわかる
- 日本が提案していた「書道」を、ユネスコの無形文化遺産に登録するよう、ユネスコの評価機関が勧告した。文化庁が11月5日に発表した。
- 作品としての書だけでなく、書き初めや手紙、冠婚葬祭ののし袋など、毛筆で文字を手で書く習慣が広く対象になる。正式な決定は12月の見込み。
- 高市首相が X で伝えた投稿は7,600いいね。書道を習ってきた人からの喜びの声が多く見られた。
分かったこと
- ユネスコの評価機関が、日本の「書道」を無形文化遺産に登録するよう勧告した。文化庁が11月5日に発表した(朝日新聞・読売新聞)
- 対象は、筆・墨・硯などの道具を使い、漢字やかなを手で書くこと。書き初め、手紙、結婚式やお葬式の金封(のし袋)に書くことなど、暮らしの中の習慣も含む(朝日新聞・読売新聞)
- 正式には、11月30日〜12月5日に中国のアモイで開かれる政府間委員会で決まる見込み(朝日新聞)
- 登録されれば、日本の無形文化遺産は24件目。2024年の「伝統的酒造り」以来、2年ぶりになる(産経新聞・朝日新聞)
- 日本は2024年に書道を提案したが、審査の件数の上限で2025年は審査されず、改めて提案して2026年の審査になった(朝日新聞)
- 書道ではすでに、中国の「書法」とアラビア書道が無形文化遺産に登録されている(朝日新聞)
「無形文化遺産」ってなに?
建物や自然を守る「世界遺産」に対して、芸能・祭り・技・暮らしの習わしなど、形のない文化を守るためのユネスコの仕組み。
日本ではこれまでに、能楽や和食などが登録されている。今回の書道は、上手な作品よりも「手で文字を書く」という暮らしの習慣を大事にしているのが特徴。
みんなの反応
SNS・ニュースで見られた声の傾向を、管理人がまとめたものです。数を数えた結果ではありません。
書道を習った人から喜びの声
- 高市首相が勧告を伝えた投稿は7,600いいねを集めた
- 書道の先生から「生徒にも伝えたい」という声や、デジタルの時代だからこそ手書きの手紙は特別、という声が見られた
- 段を持っているのに普段の字は読みにくい、と笑う人や、この機会に書道を始め直す方法を紹介する人もいた
「登録で何が変わる?」という声も
- うれしい一方で、登録されて書道をする人が増えるのか、と考える声もあった
- 書道の愛好者が8年で約100万人減ったという毎日新聞の記事も読まれ、登録の背景に危機感があることにふれる投稿もあった
管理人のひとこと
作品だけでなく、年賀状や書き初めのような「ふだんの手書き」が文化として認められる。これがいい。今年の年賀状は、筆で書いてみようかな。
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